おむつなし育児とからだのあれこれ

2人目でおむつなし育児にどハマりしてアドバイザーになりました。普段は看護師、助産師として働いています

親の理想を押し付けてはいないですか?おむつなし育児(おむつに頼りすぎない育児)の目的を再確認する

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すっかり久しぶりになってしまいました。

というのも、我が家では年明けに長女の希望で犬を迎え、初めての育児(育犬)に翻弄されただ単に私の手が回らなかったというだけです。

子犬の世話は想像していた以上に手がかかり、家を犬仕様にしてみたり、話の通じない子犬と好奇心しかない1歳3ヶ月の次女とのコンボにより今週の頭まで私はノイローゼ寸前でしたが、なんとか持ち直しました。

 

さて、犬を迎えたことにより予想はしていましたが大好きなおむつなし育児が、一時ほとんど成り立たなくなってしまいました。

ほとんど毎日布パンツで過ごしていた次女ですが、最近はときどき、という頻度に。

犬のトイレトレーニングで発狂wしそうだったので、次女には申し訳ないけれどおむつをしていてくれぇっといった状態でした。

さらに、それ以上に次女のおまる・トイレイヤイヤ期が最高潮に達したようで、今までのイヤイヤはちっともイヤイヤではなかったんだ、と思えるくらいにものすごい抵抗を示すため、その意志を優先していただきました。

今まで以上に身体機能が発達し、うごきまわることが楽しくてしかたがない、という雰囲気です。

 

そして、ここで私は少し焦り、落胆するわけです。

なぜ焦るのか?それは、私の中でおむつなし育児を行なった結果どうなってほしいのか、という理想を持っていたから。

正直に申し上げますね〜。

私の理想は、「1歳半健診あたりには、すっかりおむつがいらなくなっている」ことでした。

欲深い理想ですね。

 

子どもはわれわれ親の思っているとおりにはなりません。

また、いつでもありのままの自分を認めてほしいと思っているとおもいます。

私が思春期の頃、母の理想通りにならないことに対してひどく落胆させたことがあるのですが、その落胆した様子に私はがっかりしたものです。

この体験は15年たってもいまだに私の中に根深〜〜〜〜く残っています。

なので、「理想を押し付けない」は私の子育てのテーマとも言えるのですが、

改めてこんなことを思い返し、「いけない〜」と反省し始めた矢先、次女がこんなおもしろい行動を。

 

お風呂場って、尿意を催しやすい&つかまり立ちを始めた赤ちゃんのおむつなしスポットに最適なところなのですが、

次女とお風呂に入っていたとき。

ふと次女が下を向くと、おしっこがちょろちょろ〜。

その様子をじっと観察し、すべてだしつくした・・・というところで次女は

「はぁ〜〜〜〜〜」と、

いかにもスッキリしたような声を出し、最後に

 

「でたー」

 

と言いました。

 

「でたー」は、以前からちらほら話す言葉だったのですが、この一連の流れに私の心は踊りました。

「でたね!!でたねーっ!偉い!偉すぎる!!!」

 

そして、

「この1ヶ月、まったくおむつなし育児ができてなかったけど、いままでやってきたことは無駄になってないわ!」

と安心いたしました。

 

ここで再確認。みなさまよろしいですか??

おむつをつけるのも、おまるにさせるのもトイレにさせるのもすべて、先進国の環境や、部屋を汚されたくない大人の都合です。

開放空間に気持ちよく排泄するサポートをするのがおむつなし育児(おむつに頼りすぎない育児)。

 

とりあえず、自然な排泄を獲得できていそうな我が家の次女でした。

4月からいよいよ保育園。またいろいろと変化していくのだろうと思います。

柔軟でいることが良いことかもしれません。子どもは子どもなりに伸びやかに適応するのだろう・・・

私は布おむつにしてもらうか紙おむつにするかでずっと悩んでいます。これもまた、その時の状況に応じて柔軟になろうか。