おむつなし育児とからだのあれこれ

2人目でおむつなし育児にどハマりしてアドバイザーになりました。普段は看護師、助産師として働いています

0歳児でも「おしっこ・うんち」が伝えられる

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今回は次女のおむつなし育児経過です。

先日めでたく1歳を迎えたわが家の次女ですが、1歳を迎える10日ほど前からほとんどおむつをしない生活に突入しています。

 

転機となったのはおむつなし育児アドバイザー講座を受講したことだったのですが、それまでの私は、「開放空間で排泄することが赤ちゃんにとって良いこと」と知りつつも、どうもトイレでの排泄にこだわっていたようで、当然トイレイヤイヤ期の次女はトイレでは踏ん反り返るばかりなのであまりうまくいかず。

 

「トイレは嫌がるし、うんちの時と、寝ぼけて連れて行きやすい夜だけやればいいかしら〜」

なんて思って日中はほぼ布おむつの中におしっこをしてもらっていたわけなんですが。

 

講座を受講して、「トイレで排泄する」という社会的な部分を子どもがいかに簡単に習得してしまうか、そしてそれよりもずっと難しいのが「五感で排泄物が自分の体から出ていること知る、身体能力の発達を獲得すること」であることを学び、スポーンと「開放空間で排泄できればいい」ということが心に入ってきました。

 

そこからはもう簡単!

とりあえずおむつ外しちゃお。

となるわけです。

 

今年は暖冬なこともあり、日中はお部屋がポカポカなのでお尻丸出しにレッグウォーマースタイル、もしくはズボンオンリースタイルで過ごした最初の1週間。ちょっと忙しい時間帯はおむつ入れさせてもらって。

最初の週は結構な回数、床をびしょびしょにしていましたが、雑巾か布おむつでささーっと拭き取り、アルコールスプレーかクエン酸のスプレーをシュシュっとしていたら、特ににおいが気になったりはせず。むしろしょっちゅう水拭きされていて前より綺麗なんじゃないの?くらい。笑

 

そしておむつを取っ払ってしまい1週目が終わろうとする週末、長女の用事で昼間から夕方まで、家族で6時間ほどのおでかけをしました。この日は布おむつ使用。

その間様子を見てトイレに連れて行くことを2、3回し、なんとおむつを濡らすことなく帰宅できました。

「こんなの、生後2、3ヶ月の黄金期以来なんですけど〜〜〜〜🌟」

ということで、めちゃくちゃテンション上がった私。

ちょうどその日出かけていたのはイオンだったので、80cmの布パンツを購入。

その日から次女の布パンツライフがスタートしたのです。

 

太ももが重量級なので、締め付けがとてつもなく白く跡になってしまったので太もも周りのゴムはカットしてはいています。

「なに?0歳児の綿パン姿ってこんなにかわいいわけ・・・?!」

が感想。

 

 

で、ここからが本題ですが、こんにちまで約2週間おむつを外しているのですが、

「ムズムズがマックスになるとどうやら自分の体から水が出てくるらしい」

ということが彼女多分わかっています。

おむつを外し始めた当初、床におしっこをするとそれこそ驚きが入り混じった表情で下を見つめ、座って脚を持ち上げてみたりのぞいてみたりと不思議そうな様子でしたが、今ではこちらがよく注意して見てあげると、排尿する時は必ずこちらに何かアピールをしていることに気づきます。

 なにかというと、

おしっこする時絶対こっちみてる(笑)

 

それは、出る前であったり、まさに出ている最中であったりと色々なのですが、

「この子はちゃんと体からおしっこが出ている(出てくる)ことがわかっていてそれをこっちにアピールできるんだ〜〜〜〜」

とふむふむ感心せざるを得ません。

その様子を見たら、おまるに座ってもらうなり、「ちっちだね」「出たね、スッキリしたね」と声をかけるなり、意思疎通が図れる。

0歳のまだ、「あぱあぱ、まんまん、ぶーぶー」喃語ばかりの赤ちゃんと見事なコミュニケーションを取れたことに親としての喜びと達成感がわいてきます。

さらに、そんな様子を察知しておまるに座ってもらっておしっこが出た日にゃ「わたしたち親子、すごすぎない?!!?」とめちゃくちゃ浮かれます。

 

おむつなし育児では、こういう赤ちゃんとのコミュニケーションを繰り返すことで、

「私は赤ちゃんのことをわかってあげられている」

という喜びから育児への自信にもつながります。

 

スマホで気軽にネットの情報にアクセスできる今、自分の育児の方法がまちがっているんではないか?と思ってネガティブな気持ちになってしまうことも。

だけど今、目の前の赤ちゃんとコミュニケーションがとれ、その目の前の赤ちゃんがご機嫌で、とても気持ちよさそうに過ごしていたら自分の中に一本ブレない芯が通ると思います。

自信があれば、育児はとっても楽しくなりますよ。だって他人の声がまったく気にならない!

 

 

次女は布パン生活最初の1週間を終えようとしていますが、まだまだ大人でいう「おもらし」も多いですよ。

大人の事情でおむつを中に仕込ませてもらうこともありますが、本来赤ちゃん(というか動物)の自然な排泄に失敗なんてものはなくて。

もはや私の中では、「おむつの外でおしっこできたら床だろうがなんだろうがラッキー」感覚になってきています。私の方が一皮むけた感。

それにパンツの方が圧倒的に着脱しやすい!!!これ重要!

とにかく動きまくって困難を極めていたおむつ交換だったので、床のおしっこを拭く労力よりもそれがなくなったことがとても楽に感じます。

ご本人もすっきりなおしりですごく動きやすそう。

 

本当は、一度外したらずーっと外しっぱなしがいいのでしょう。

ですがわが家は夜は紙おむつ使わせてもらっているし、遠出や人の家に出かける時も布おむつ使用です。トイレには連れて行くけれど。

 

「赤ちゃん、いちいちトイレに連れて行くの大変じゃない?着替えもたくさん持ち歩いて。」

と思われるかもしれませんが、私の記憶では2歳で長女のおむつを外したあとも、出そうなタイミングでしょっちゅうトイレに誘っていたし、パンツとズボンはいつも多めに持ち歩いていたな。

 

これから次女がどのように排泄の成長過程をたどっていくのかが楽しみすぎます。

また報告しますね。