おむつなし育児に、「早くおむつが外れること」を期待してしまうあなたへ
年度末ですね。
我が家では3月最後の週になってドタバタと保育園の準備をしています。
次女は、1歳4ヶ月になりました。
年始にむかえた犬との生活にもかなり慣れ、また暖かくなってきたこともあり再び楽しくおむつなし育児を実践している最中です。
前回の投稿に記した通り、次女は
「自分のからだからおしっこが出ている」
ということを五感で理解していそうだったのでこちらも気楽に構え、その時の気分や状況で布(紙)おむつをしてみたり、パンツになってみたりはたまたおしり丸出しになってみたりと自由にやっています。
主なおむつなし育児実践者である私の力が抜けたのがわかったのか、時期的なものなのか次女のトイレイヤイヤもそれほどひどくはありません。
というか、最近はかなりコミュニケーションがとれるようになり「ちっちする?トイレ行く?」と聞くとブンブン首を振ったり「うん」みたいにな発語をしてくれるのでそれに合わせて行動しています。
「yes」サインを発したときはちゃんと出るのがすごいところ。
「no」のときは、次女のその時々の気分ですね。笑
少し前までは排泄のことに触れられるのも勘弁!!みたいな雰囲気だったんですけども、ここのところは「出す気持ち良さ」がわかってきたのでしょうか。
またこちらもそれほどおまるやトイレに固執しているわけではないため、フリーな状態であるからこその最近の行動なのでしょうか。
親側の気持ちでひとつ大きく変化したことは、「早くおむつ外れたらいいな」の潜在意識が自覚としてほぼなくなったこと。
おむつなし育児を始めるとき、実践している時って、それを目的にしちゃいけないとわかりつつも、「早くおむつが外れること」に期待してしまいませんか??
だって、みなさん本当にすごいんですもん。
私だって真似したくなります。
タイトルの「早くおむつが外れることを期待してしまうあなたへ」の「あなた」は他でもない私です。w
「え〜、私は期待してないよ」
と言いつつ、実はしっかり狙っていたりしませんか??
一度自己をふりかえり、それをやめてみるとめちゃくちゃ楽になりますよ・・・^^
ところで私が気楽に構えることができるきっかけとなった、次女が五感で排泄していることを認識する、ことがどんな意味を持つのか。
ここからは排泄の自立がどのようになされていくかについて簡単に触れておきますね。
排泄の自立にはまず、身体能力の発達が不可欠といわれています。
それは、簡単に言えば「体にためて出す」という内臓感覚が五感で認識できているということ。
身体能力の発達があり、その上で社会的ルール(日本であれば、「トイレで排泄する」)を学習し、初めて排泄の自立が成り立ちます。
生まれたときから自然に出ている、おしっことうんち。
その様子をみていると一見、身体能力はほうっておいても育つし、「トイレで排泄しなければならない」社会的ルールを学習してもらうことの方が大変!と思われがちですが、そうではないようです。
人間は社会的な生き物ですので、無理なく学べる時期がくればルールを理解して実行することができます。
一方身体感覚は・・・?
生まれてから数年間、おむつを使用しているということは、自分の排泄と向き合いにくい環境であることには違いないかなと私は考えます。
赤ちゃんが自分の排泄物をみたり触ったり、自分の体からおしっこが出てくるところを観察することで、排泄に関わる身体能力の自然な発達をサポートすることができるのが、おむつなし育児です。
私たちの社会ではいずれトイレで排泄しなくてはなりません。
どのみちトレーニングなどが必要になるのなら、思い立った今!楽しくおむつなし育児してみませんかー♪