おむつなし育児とからだのあれこれ

2人目でおむつなし育児にどハマりしてアドバイザーになりました。普段は看護師、助産師として働いています

我が家のおむつなし育児のはじまり

 

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「おむつなし育児」というワードを知り、本格的に取り組んでいるのは今月1歳を迎える次女を妊娠してからなのですが、よくよく考えると

「あれは一種のおむつなし育児だったんじゃないか・・・」

ということが約7年前、長女が2歳のころに起きていました。

 

 

長女は1歳2ヶ月のころから保育園に通っていたのと、はじめての育児だったためあまりトイレトレーニングのことを深く考えず、昼間のおむつはずしに関しては保育園の先生にまるっとお任せしていました。無論、布おむつなんて使っているわけがありません。

記録によると1歳児クラスの折り返し地点あたりからトイレに座らせてくれていたようなので半数が2歳のお誕生日をむかえている中、長女は早生まれなので、1歳半くらいからのんびりトイレにトライしていたようです。

 

「保育園というところはおむつはずしまでしてくれるんだ・・・!」

と感激した覚えがあります。

みんながトイレに座るから、自分も座ってみよう!とやる気になる。

そんなメリットがありますよね。

 

2歳児クラスに上がり、連絡帳には大体2歳3ヶ月くらいで日中布パンツで過ごすことができるようになった模様。

そして夜のおむつはずしは若い母であった私に託されるわけですが・・・

 

長女はアトピー持ちのため、夜間の暑さにとても敏感でした。

おむつ&パジャマ&布団ってとっても暑いみたいで、皮膚のかゆみも増強するので、大体寝入ったころに寝ながらスポーンとおむつごと脱いでしまうことがほとんどでした。

履かせても履かせても脱ぐ・・・

それでそのままジャーッとおしっこされたりね。

若かった(笑)私はそれはもう「ギャーッ」て感じだったのですが、ある時、

「はっ、どうせ脱いじゃうんなら何履いてても一緒では?」

と気づき、昼間のおむつがはずれてほどなく経ったある時から長女に夜も布パンツを履いてもらったわけです。

 

それで、寝る前におしっこしてもらって、寝入ってから数時間すると長女が寝ながらゴッソゴソ動き出す時がくるので、その時を見計らってだっこしてトイレに連れて行き、おしっこしてもらう。

ということを実践していました。

面白いもので決まってゴッソゴソし出すのは私が一通りやること終えて床に入ろうとする23時〜0時ごろ。

そこでトイレに行き、そのあとは朝までためているか、時々明け方おもらしするか・・・

明け方はトイレに行ける時もあれば行けない時も。この辺りはもうこちらも腹をくくってシーツや布団がおしっこまみれになっても「ドンとこい」精神で。

ただ何度も言いますが若く、知識がなかったので「ギャーッ」となってしまうこともあったのですが。

 

 

こんなことを繰り返しながら夜のおむつもすんなりとはずれた長女。

あれ、これって今思えばおむつなし育児のやり方と一緒じゃない?

と気づいたのです。

 

赤ちゃんの、おしっこが出そう〜というサイン(長女は寝ながらゴソゴソ)を拾い、然るべき場所での排尿をサポートする。

今11ヶ月の次女も、夜中にもぞもぞもぞもぞ動き出すと大抵尿意なので、トイレに連れて行くと寝ながらおしっこしてます。

 

 きっと昔の方は、「おむつなしうんぬん」とかいうその前に、自然に赤ちゃんの排泄のサインを感じ取っているのだろうと思います。

あの時の私も無意識に長女のおしっこしたいサインを読み取っていたのだなぁと思うと、おむつなし育児になにかの縁を感じずにはいられません。